【元公務員宅建士が教える】宅建合格への道!難易度と合格点推移から見る「勝つ戦略」

宅建勉強法

【元公務員宅建士が教える】宅建合格への道!難易度と合格点推移から見る「勝つ戦略」

こんにちは!元公務員宅建士のひろきちです。


はじめに:勉強、本当にお疲れ様です!

毎日テキストと格闘し、過去問を解き進める日々、本当にお疲れ様です。私もかつて公務員として働きながら、この宅建試験に挑戦しました。

「本当に合格できるのか?」と不安に感じる方もいるでしょう。だからこそ、この記事では、私が経験したリアルな難易度と、変動する合格点の推移を分析し、合格を確実に掴むための「勝つ戦略」を具体的にお伝えします。

闇雲な努力を、合格に直結する戦略的な努力に変えていきましょう!


1. 宅建試験の難易度は?「簡単」は嘘です!

巷で「簡単」と言われることがありますが、これは大きな誤解です。宅建試験は、明確な難関国家資格です。

合格率から見る現実

宅建試験の合格率は、例年15%~18%程度で安定的に推移しています。つまり、受験者の約6人に1人しか合格できないという、非常に厳しい競争試験です。

  • 誰でも受験できる(受験資格なし)ため、記念受験者も含まれますが、最終的には上位約15%に入る「実力勝負」です。
  • 合格に必要な勉強時間は300〜400時間が目安とされており、特に初学者は相応の努力が必要です。

宅建は、「やれば受かる」試験ですが、「簡単に受かる」試験ではないことを認識し、覚悟を持って挑みましょう。


2. 📈 知っておきたい!合格点の推移と分析

宅建試験の最も厄介な特徴の一つが、合格点が毎年変動することです。この推移を知らなければ、目標設定を誤り、不合格になるリスクが高まります。

過去の合格点推移(50点満点)

実施年度 合格点 合格率 難易度分析
令和6年度 37点 18.6% 標準~やや難化
令和5年度 36点 17.2% 標準~やや難化
令和4年度 36点 17.0% 標準~やや難化
令和3年度(10月) 34点 17.9% 標準的
令和2年度(10月) 38点 17.6% 難化

※合格点は問題の難易度により調整され、受験者の上位約15〜18%が合格となるように設定されます。

分析から導く「目標ライン」

過去の推移を見ると、合格点は34点〜38点の間で動いています。

  • 目標点を「35点」に設定するのは危険です。難化して合格点が38点になったら、その努力は報われません。
  • 私が受験生の皆さんに推奨するのは、目標点数を38点(安全圏)とし、「40点」(理想)を目指す勉強です。

この「プラス3点の余裕」が、本番の緊張やケアレスミスからあなたを守ってくれます。


3. 🎯 ひろきち式!合格点を確実に超えるための戦略

多忙な公務員時代に実践した、「得点効率」を重視した分野別の戦略をお伝えします。

① 宅建業法(20問): 合格の生命線

  • 目標点数:18点〜20点
  • 戦略: 範囲が最も狭く、努力が点数に直結する最重要分野です。満点を目指すつもりで、徹底的に過去問を繰り返し、曖昧な知識を残さないようにしてください。ここで18点以下だと、合格は非常に厳しくなります。

② 権利関係(民法など)(14問): 深追いは禁物

  • 目標点数:7点〜8点
  • 戦略: 範囲が広く難解なため、満点狙いは危険です。全体の学習時間を圧迫します。頻出分野(賃貸借、物権、時効、債権の一部など)に絞り込み、半分以上の得点を安定させることを目標とします。捨てる分野を決める勇気も必要です。

③ 法令上の制限・税その他(16問): コスパ最強の積み上げ

  • 目標点数:10点〜12点
  • 戦略: 特に法令上の制限(都市計画法、建築基準法)は、パターンが決まっているため、ここを確実に得点源にします。税・その他(固定資産税、不動産取得税、印紙税など)は、直前対策で点数が大きく伸びる分野です。特に統計法改正は毎年出題されるため、試験直前に必ずチェックしてください。

<ひろきち流・合格点確保のモデルケース>

分野 配点(50問) 目標点 確保率
宅建業法 20問 18点 90%
権利関係 14問 7点 50%
法令上の制限・税その他 16問 13点 81%
合計 50問 38点 76%

最後に:自分を信じて、走り抜けましょう!

私が合格できたのは、「努力の方向性」が正しかったからです。

いまあなたが費やしている時間と努力は、必ず合格という形で報われます。宅建士の資格は、あなたのキャリアチェンジ人生の選択肢を大きく広げてくれる、価値あるものです。

疲れたら、またここに戻ってきてください。

「38点目標、40点狙い」の戦略を胸に、最後まで自分を信じて、走り抜けましょう!

元公務員宅建士 ひろきち

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